声劇台本 based on 落語

尻餅しりもち


 原 作:古典落語『尻餅』
 台本化:くらしあんしん


  上演時間:約15分


【書き起こし人 註】

古典落語をベースにしていますが、あくまでも"声劇台本"として作成しています。
なるべく声劇として演りやすいように、元の落語に様々なアレンジを加えている場合があります。

アドリブ・口調変更・性別転換 等々OKです。



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<登場人物>

・八五郎(セリフ数:64)
 年齢:20代後半~40代くらい。
 貧乏長屋に暮らしている。



おみつ(セリフ数:65)
 年齢:20代後半~40代くらい。
 八五郎の女房。





<配役>

・八五郎:♂

おみつ:♀



【ちょっと難しい言葉】



特になし





ここから本編




大晦日の夜。八五郎の住む長屋。
八五郎はのんびりと くつろいでいる。
女房のおみつは八五郎に言いたいことがある。


おみつ(不機嫌)おまえさん、ちょいと おまえさん!

八五郎:んぁ?

おみつ:何 のんきにしてんの?
    今日 いつだと思ってんのさ?大晦日おおみそかだよ?

八五郎:分かってるよ、んなこたァ。
    それが どうしたんだよ?

おみつ明日あしたは元旦だよ?お正月だよ?
    
    おもち、どうすんのさ?

八五郎:どうするって?

おみつ隣近所となりきんじょは みんな おもち ついて お正月の準備してるってのに、ウチは おもち つかないの?

八五郎:何言ってんだ。そんなぜにが どこにあるってんだよ。
    
    いいじゃねえか、もちなんざ つかなくたって。

おみつ:よくないよ。縁起物えんぎものじゃないか。
    お正月には おもちが付き物だよ?

八五郎:んなこと言ったってぜにえもん、どうしようもねえじゃねえか。
    
    付き物だか縁起物えんぎものだか知らねえけどよ、別にもちなんざ食わなくたって 死にゃあしねえよ。
    むしろ 下手へたもち食ったせいで のどつまらせて死んじまう年寄りが あとたねえじゃねえか。

おみつ:それはそうだけど……。
    
    でも、この長屋でウチだけだよ?おもち ついてないの。

八五郎:それが どうしたんだよ。どうでもいいじゃねえか。
    ヨソはヨソ、ウチはウチだ。

おみつ:そうは言ってもさぁ、見栄みえってもんがあるじゃないか。
    
    よそ様は景気良く おもち ついてるってのに、
    ウチだけ貧乏で おもちもつかずに お正月 迎えたんじゃ、
    恥ずかしくて 近所に顔向けできないよ。
    
    ねえ おまえさん、なんとか しておくれよぉ。

八五郎:(ため息)うるせえなぁ もう……。
    
    近所に顔向け出来るようにすりゃいいんだな?
    
    よぅし分かった。じゃ、もち、つこうじゃねえか。

おみつ(嬉しそうに)ホントかい?

八五郎:おう。そん代わり、おめえも協力しろよ?

おみつ:もちろんだよ!おもちがつけるなら、あたし何だって手伝うから!

八五郎:おう、頼むぜ。

おみつ:うん!
    
    で、どうするの?今から もち米とうすと、買いに行くのかい?

八五郎:いや ――
    
    餅屋もちやを呼ぶ。

おみつ:お餅屋もちやさんを?

八五郎:餅屋もちやを呼ぶ、ふりをする。

おみつ ―― ハァ??

八五郎:だからよ、俺が今から餅屋もちやのフリして ウチに来て、そいでペッタンペッタン 音させりゃあ、
    近所の連中も、「おッ、八五郎はちごろうさんところもち ついてるな」って思うだろ?

おみつ:なんだ、真似事まねごとかい?

八五郎:当たり前だろうが。もち米 買うぜにがねえんだ、餅屋もちや 呼ぶぜにがあるわけねえじゃねえか。
    真似事まねごとで十分だよ。隣近所となりきんじょ見栄みえ れりゃあいいんだろ?

おみつ:それはそうだけどさ……。

八五郎:よしッ、じゃあ俺 これから 外出て、餅屋もちやのフリしてたずねて来るからよ、
    おめえ 呼んだら出て来いよ。

おみつ:ええ~、ホントにやるのかい?

八五郎:もう やるって決めたんだよ!
    
    じゃ、行ってくるぜ!(退出)

 


 

おみつ:あ~あ、ホントに出て行っちゃったよ……。
    
    バカバカしいねえ、お餅屋もちやさん呼んだフリだなんて……。

 


 

八五郎:う~っ、さぶい!
    
    さーて、始めるか。
    
    えーと、餅屋もちやのフリっつってもなぁ……、もちは1人じゃつけねえもんなぁ。
    えーと、親方と……、それから おともわけえのが1人くらいるよなぁ。
    これ1人でんのかぁ、ちょいと忙しいな。
    
    ま、いいや、始めるか。
    
    (咳払い)
    (親方のフリ)「オウ 金太きんた!」
    (金太のフリ)「へい 親方!」
    (親方のフリ)うす 運ぶ準備はいいか!」
    (金太のフリ)「へい 親方!」
    (親方のフリ)「よぉし!じゃ行くぞ!ヨーイショ!」
    (金太のフリ)「ヨーイショ!」
    (親方のフリ)「ヨーイショ!」
    (金太のフリ)「ヨーイショ!」
    
    (素に戻って)
    (ため息)俺は 大晦日おおみそかの夜に 1人で何やってんだ……。
    
    まぁ しょうがねえ、続けよう……。
    
    (親方のフリ)「オウ 金太きんた!」
    (金太のフリ)「へい 親方!」
    (親方のフリ)「こちらか?八五郎さんの お宅は?」
    (金太のフリ)「へい、そうです!」
    (親方のフリ)「オウ そうか!
           (戸を叩く音)
ドンドンドン ごめんください! 
          ドンドンドン こんばんは! 
          ドンドンドン ごめんください! 
          ドンドンドン こんばんは!」

おみつ(独白)ホントに来たよ あのバカ……

八五郎:(親方のフリ)
    「ドンドンドン ごめんください! 
     ドンドンドン こんばんは!」
    
    (素に戻って)
    (独白)アイツ何やってんだ……?
    
    (ちょっと小声で 中のおみつに)
    オイ、何やってんだよ!呼んだら出て来いって言ったじゃねえかよ!

おみつ(ため息)もぉ、しょうがないねぇ……。
    
    はァーい、どちら様?

八五郎:(餅屋のフリするの忘れて 素で)
    俺だよ。

おみつ:バカだね この人は。
    
    餅屋もちやのフリするんじゃないのかい!

八五郎:あ、そうだった。
    
    (咳払い)
    (親方のフリ)「えー、餅屋もちやでございます」

おみつ:あら お餅屋もちやさんですか。
    さ、どうぞ中へ。

八五郎:(親方のフリ)「これはどうも。こんばんは!」
    (金太のフリ)「こんばんは!」

おみつ:なんで2回も言うんだい?

八五郎:親方の分と、金太きんたの分だよ。

おみつ金太きんたって誰よ?

八五郎:いくら餅屋もちやでも、1人じゃもちはつけねえだろ?
    だから親方と、わけえモンの金太きんただよ。

おみつ:あ、そう。芸が細かいことね。

八五郎:いいから続けるぞ。
    
    (親方に話しかけるフリ)
    ああ お餅屋もちやさん、寒いところを よく来てくれたね。
    ウチは夫婦2人っきりだ、そう多くは つかねえが、勘弁してくんな。
    
    (親方のフリ)「ええ、よろしゅうございます。
          では、どのくらい こしらえましょうか?」
    
    (八五郎で)ふむ、そうだねえ……。
    (おみつに)オウ、おみつ!

おみつ(あまり八五郎に付き合う気がない)
    なによ。

八五郎:どのくらい こしらえてもらおうかねぇ?

おみつ:どうだっていいわよ。

八五郎:おめえ もうちょっと やる気出せよ。
    おめえのために やってんだからな。もっと ノッてこいよ。

おみつ(ため息)もぉ うるさいわねぇ……。
    分かったわよ……。

八五郎:よし、も1回いくぜ。
    
    オウ、どのくらい、こしらえてもらおうかねぇ?

おみつ:そうだねえ、じゃあ 3寸と5寸を2つずつ、それから のしもちを2枚、
    こしらえてもらったら いいんじゃないかしら。

八五郎:いいねえ、そうこなくっちゃ。
    
    (親方に)ああ お餅屋もちやさん、それじゃあねえ、3寸と5寸を2つずつ、
    それから のしもちを2枚 こしらえてもらおうか。
    
    (親方のフリ)「へい、承知しました。」
    
    (八五郎で)
    (おみつに)オウ、おみつ!

おみつ:なによ。

八五郎:お餅屋もちやさんに、祝儀しゅうぎはずんでやんなさい。

おみつ:ハァ??
    
    バカなの?お金が無いから こんなバカなこと やってんのよ?
    祝儀しゅうぎなんか あるわけないじゃない!

八五郎:(ちょっと小声で)
    分かってるよ。別にホントに餅屋もちやにやるわけじゃねえんだから、何でもいいんだよ。
    そこにチリがみがあるじゃねえか。それでいいよ。

おみつ:チリがみでいいの?

八五郎:いいんだよ。俺がもらうんだから。

おみつ:あっそう。
    
    (チリ紙を渡して)
    ハイ、じゃあこれ ご祝儀しゅうぎ

八五郎:おう。
    
    (親方に)ああ お餅屋もちやさん、これ少ないけどね、ご祝儀しゅうぎだ、取っといてくんな。
    
    (親方のフリ)「ああ、こりゃどうも、ありがとうごぜえます。
          オウ金太きんた、旦那から ご祝儀しゅうぎいただいたぜ。
          おめえからも お礼を申し上げろ」
    
    (金太のフリ)「へい!旦那、どうもありがとうごぜえます!」
    
    (八五郎で)なんのなんの、ハッハッハッハ。

おみつ:バッカじゃないの……。

八五郎:オウ、おみつ!

おみつ:うるっさいねえ……
    
    今度は何よ。

八五郎:お餅屋もちやさんに、お酒を振る舞って 差し上げなさい。

おみつ:お酒なんか あるわけないでしょ?

八五郎:(ちょっと小声で)
    分かってるよ。何だって いいんだよ、俺が飲むんだから。水でいいよ。

おみつ:水でいいの?
    
    分かったわよ。
    
    (水くんでくる)
    ハイ、お酒。

八五郎:おう。
    
    (親方に)ああ お餅屋もちやさん、これ、振る舞い酒だ。パーッと飲んで、威勢いせいよく やってくんな。
    
    (親方のフリ)「こりゃどうも、ありがとうごぜえます。(飲む)ゴクゴク……」
    
    (素で)う~っ、体が冷える……

おみつ:バカだね この人は。
    
    当たり前じゃないか、この寒いのに水なんか飲んで。

八五郎:さぁて、じゃあ もちつきを始めるか。
    
    オウおみつ、うす 用意しろ。

おみつ:ハァ?

八五郎:うすの用意をしろってんだよ。

おみつ:ウチにうすなんか無いよ。

八五郎:分かってるよ。
    
    おめえのうす ここに持って来いってんだよ。

おみつ:あたしのうす?なによそれ?

八五郎:おめえのケツ ここに持って来いってんだよ。

おみつ:ハァ!?あんた何言ってんの!?

八五郎:だからよ、おめえのケツを俺が叩いて ペッタンペッタン 音立てるんだよ。
    
    これ すなわち "尻餅しりもち"だ。

おみつ:何バカなこと言ってんのよ!

八五郎:何がバカだよ、おめえのために やってんだろ?
    ゴチャゴチャ言ってねえで、いいからさっさと ここにケツ持って来いよ!

おみつ(ため息)なんで こんなバカと一緒になっちゃったんだろ……。
    
    分かったわよ!
    
    (八五郎の前に 背を向けて座る)ホラ!

八五郎:いや座っちゃったら叩きにくいじゃねえか。
    
    ホラ 前に手ェついて、ケツ上げるんだよ。

おみつ:なんなのよもぉ……。
    
    分かったわよ……!
    
    (四つん這いになって 尻を持ちあげる)
    ホラ!これでいいんでしょ!

八五郎:駄目だよ。
    
    うすが風呂敷につつんだままじゃねえか。

おみつ:ハァ?

八五郎:このまま叩いたって ペッタンペッタンいい音しねえじゃねえか。
    
    つつみを取れよ。

おみつ:どういうこと?

八五郎:着物 まくってケツ出せよ。

おみつ:ハァ!?着物 まくるの!?
    イヤよ恥ずかしい!

八五郎:あのなぁ……、十五じゅうごやハタチの娘でもあるまいし、
    ケツの1つや2つ、何が恥ずかしいってんだ。
    
    ましてや 俺たち何年 夫婦やってんだよ?
    今さら おめえのケツなんざ見たところで なんとも思わねえよ。

おみつ:でも……

八五郎:ゴチャゴチャうるせえなぁ。
    いいから さっさとしろよ!

おみつ:うう……分かったわよ……。
    
    (着物を捲る)
    ホラ!これでいいんでしょバカ!

八五郎:(眼前に出現した 巨大な尻に 若干 驚くやら引くやら)
    おおぅ……これはこれは……たいそう立派な おケツで……
    
    こんな明るい所で おめえのケツ見たの 久しぶりだなぁ……
    いや こんな間近まぢかで こんなマジマジと見るのは初めてかもしれねえなぁ……
    
    あ、おめえ こんなとこにホクロあったのか。

おみつ:いいから!やるなら早くしてよ!

八五郎:なに怒ってんだよ。

おみつ:寒いのよ!!

八五郎:大丈夫だよ、ついてるうちにあったかくなるから。

おみつ:それ叩かれて 熱くなるだけでしょ!

八五郎:いいから じっとしてろって。
    
    さて、じゃ始めるか。
    
    
    (咳払い)
    (親方のフリ)「よォし金太きんた!始めるぜ!」
    (金太のフリ)「へい親方!」
    (親方のフリ)「まずは……(もち米を こねるように 尻を揉む)よいしょ、よいしょ」

おみつ:ちょ、ちょっと何すんのよ!
    お尻 んだりなんかして!

八五郎:(素で。ちょっと小声で)
    こうやって しっかり こねてやらねえと 米粒こめつぶが 飛び散るんだよ。
    
    (親方のフリ)「よいしょ、よいしょ」

おみつ(なんか感じちゃう)
    あン♥ あぁン♥

八五郎:(素で)おい やめろよ。うすが変な声 出してんじゃねえよ。
    
    (親方のフリ)「よいしょ、よいしょ。ふぅ、こんなもんでいいだろ」

おみつ(欲情)餅屋もちやさん♥もっとォ♥

八五郎:(素で)やめろってんだよ!
    どこの世界に 欲情するうすがあるんだよ!
    
    (親方のフリ)「よぉし、じゃあ ついていくぞ!金太きんた!準備はいいか!」
    (金太のフリ)「へい親方!」
    (親方のフリ)「じゃあいくぞ!」
    
    (以下、おみつの尻を叩いて餅つきのフリ)
    (「ホッ!」という掛け声と ペチッという音(手拍子など)を交互にやってください)
    「ホッ!」<ペチ>「ホッ!」<ペチ>「ホッ!」<ペチ>「ホッ!」<ペチ>

おみつ:痛い痛い痛い痛い!
    痛いよ おまえさん!

八五郎:何やってんだよ。
    うすが逃げるなよ。

おみつ:だって 痛いんだもん。

八五郎:我慢しろよ。けっこう いい音 出てたぜ?
    近所に見栄みえ りてえんだろ?

おみつ:そりゃそうだけど……

八五郎:じゃあ我慢しろよ。
    ホラ、戻って来い。

おみつ:わ、わかったよ……

八五郎:(親方のフリ)「よぉし、いくぞ!」
    
    「ホッ!」<ペチ>「ホッ!」<ペチ>「ホッ!」<ペチ>「ホッ!」<ペチ>

おみつ(おみつのこの台詞の間も、八五郎は遠くでペチペチやっててください)
    
    (痛がるおみつ)
    痛いッ!いたた!
    
    痛いッて!痛ッ!
    
    ちょ、おまえさん、ちょっと待って……!
    
    痛ッ!いたた!
    
    あ、ちょ、ダメ……!
    
    そんなに、痛ッ!
    お尻、痛ッ!
    刺激、痛ッ!
    したら……!
    
    で……、出ちゃう……!
    
    あ……、あ……!
    
    
    ああッ!(放屁)

八五郎:(異臭)うッ……!
    
    ゴホッゴホッ!
    
    
    おめぇ やりやがったな……
    
    ひでえじゃねえか……顔の前で……ェこくなんて……

おみつ:だって……我慢できなかったんだもの……

八五郎:ふぅーっ、ひでえ目にった……。
    
    さぁーて、もう ひと頑張り やるぞ!

おみつ:まだやるのかい!?

八五郎:おうよ。もうすぐ ひとうす つき終わりだ。
    
    「ホッ!」<ペチ>「ホッ!」<ペチ>「ホッ!」<ペチ>「ホッ!」<ペチ>
    
    (親方のフリ)「さぁそろそろ ひとうす、つきあがりますよぉ!」
    
    「ホッ!」<ペチ>「ホッ!」<ペチ>「ホッ!」<ペチ>「ホッ!」<ペチ>
    
    (親方のフリ)「よぉーし できたぁ!旦那、ひとうす、つきあがりました!」
    
    (八五郎で)ああ、ご苦労さん。それじゃ こっちへ置いておこうか。

おみつ:ちょいと お餅屋もちやさん!お餅屋もちやさん!

八五郎:(親方のフリ)「へい、なんでしょう?おかみさん」

おみつ:あと何臼なんうす 残ってるんだい?

八五郎:(親方のフリ)「へい、あと ふたうすです」

おみつ:そうかい、それじゃあ 残りの ふたうす ――

八五郎:(親方のフリ)「おそなえ用に つきますか?」

おみつ:いいえ、つかずに おこわにしておくれ。
    ※これ以上つかれたら お尻がもたないので、蒸すだけでできる おこわにして、というオチ。だと思います。
  



おわり

その他の台本                 


参考にした落語口演の演者さん(敬称略)


春風亭一之輔
春風亭朝之助
入船亭扇橋(9代目)
三笑亭可楽(8代目)
入船亭扇治
春風亭一朝
三遊亭圓窓(6代目)
桂文之助(3代目) ※上方落語
桂小文治(初代) ※上方落語
林家染八 ※上方落語
桂ざこば ※上方落語


何かありましたら下記まで。
kurobekio@yahoo.co.jp

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